2014年10月24日前田研ゼミ報告&飲み会

日時:2014年10月24日 午前10:40~12:40

発表者:木村(M2)、金子(M1)、有田(M1)、中尾(M1)、石成(M1)、計5名

連絡事項:今日は午後14時から卒業アルバム用の写真撮影。午後18時頃から月例の飲み会。来週月曜13時から小学生の見学がくるので準備手伝い募集。

 

研究進捗報告:

1. RoF伝送におけるマイクロ波帯16-QAM信号上のファイバ分散による周期性シンボル変動に関する研究 :木村(M2)

・FPGAを使ってDACからQPSKのベースバンド信号を生成、波形を観測。これなら使えるかも?サグが発生しているのでレート上げてPN段を下げてみよう。

 

2. 再生高調波モード同期ファイバリングレーザにおけるディジタル信号処理を用いた周波数・位相同期に関する研究 :金子(M1)

・やっぱりストレッチャが線形に制御できない。これは偏波が動いているとは言わない。偏波を測定するためにポアンカレ球図を理解したい。特性の波はモードホップによるもの?上がる所は単一のスーパーモードで下がる所がホップした所か?テンションアジャスタの両端をカール状に曲げてみたい。あと2,3回ストレッチャを巻き直す。巻く時はコツがいるので前田先生を呼んでください。

 

3. コヒーレント光-直交周波数分割多重方式における非線形劣化の低減に関する研究 :有田(M1)

・位相アンラップの問題はより近い位相値へ近づける+オーバーサンプリングで間を補完。位相ダイナミックレンジを確保して位相ノイズに強く。伝送容量は犠牲になったのだ。。受信側は数十Gの帯域制限なのでそこを上限に送信側パラメータを決定しよう。現実的な解にしたときどうなるのか?おそらくレートが下がると分散がかかるから良くなる?

 

4. 戻り光のあるカオス発振半導体レーザの静的特性の制御 :中尾(M1)

・戻り光レーザは埋込次元が無限で決定が困難。相関積分法で推定可能な最大埋込次元を探して、秘匿通信に用いる。ある条件の時系列長によるバラつきを数値シミュレーションで調査したところ、100ns以上で誤差が最小に。今後もっと条件を変化させて最適な相関次元推定法を探る。rのスケールをlogにしちゃうと具体的なイメージが湧かないから注意。もっとパラメータを振ってみたい。汎用性があれば研究に広がりが生まれる。

 

5. 盗聴・なりすまし検知のための双方向光注入系におけるカオス発振に関する研究 :石成(M1)

・送受信器LDに双方向光注入してカオス発振させ、受信器側での軌道拡大率変化で秘匿通信する。パラメータ誤差に対する軌道拡大率分布からLD注入電流が送信側より受信側が0.数倍小さい時、拡大率変化が最大になった。今後は数値シミュレーションの計算時間を短くしたい。分布の左側はQが高いから尖すぎて谷が見えない?分布が谷になる物理的解説がほしい。なぜ落ちるのか?相殺するメカニズムがあるはず。

 

ゼミの後、昼食を挟んで卒業アルバム用の写真撮影がありました。ついでに切れた蛍光灯を交換しました。

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なんかひとり妖怪がいました。

夕方には毎月恒例の飲み会でした。鍋が美味しい季節になりました。

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飲み会幹事の平岡の挨拶。そして肉の奪い合い。

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さながら戦場カメラマンの白土。家庭的な前田先生からフライのコツを教わっています。

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前田先生ご持参のワインをたくさん頂きました。

この日は濃い一日でした。。私はゼミ準備で風邪をひきながらの徹夜続きだったので疲れました。終電間際に今関を置いて帰りました。

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